#総合職

2022

新卒入社

倉冨 鈴花

2022年 選別部

就職難も前向きに捉え、

好きな古着を仕事に。

小学生の頃から洋服が好きでした。大学生になってからサークルでできた友達の影響で古着が好きになり、よく西海岸の店舗にも買い物へ行っていました。大学は観光系の学科に進みましたが、ちょうどコロナ禍でどの企業も補充を行なっておらず、その業界はあきらめたのですが、それならば大好きな古着の世界で働きたい!と就職活動をし、無事に入社することができました。大学時代に古着屋さんでアルバイトをしていた経験もあり、古着への知識や情熱を持って面接に挑めたのはとてもよかったと思います。社員としてスタートするなら古着流通の内部のことを知りたいと思い、総合職を希望しました。入社して1カ月はまず会社の仕組みを理解するために研修のようなかたちで選別という部署に配属され、その1カ月後には仕分けた服を海外に輸出するための細かい業務を担当しました。輸出は香港やインドネシアの現地の方と英語でメールのやりとりするのですが、そこは先輩方に詳しく教えてもらえたので乗り切れました。その1カ月後、今度はリーダーという役割をいただき、選別に戻りました。

仕分ける服は、毎日約2トン!

“選別”は服が利活用される第一歩。 

選別とは、日本中から届く大量の服を仕分ける仕事です。販売できる商品は店舗へ、日本で販売できそうにないものは海外、汚れや破れがあるものは布として一部を利活用し、雑巾やウエス用の生地になります。仕分ける量は多い人で1人2トンほど。私も毎日1.6トン〜1.7トンの古着を仕分けています。店舗から流行しているデザインや希望アイテムが本社に寄せられるので、それを頭に入れながら次々に仕分けていきます。慣れるまではタグをみたりして生地を選別するので時間がかかりますが、ベテランになると綿100%なのかアクリルが入っているかなど、生地をさわるだけで判別できるようになるので仕分ける量も格段に増えていきます。毎日どれくらいの量を選別できたか数字に出るので、人と比べて多いと嬉しいです。リーダーを任されたときは選別だけではなく、全体の流れを把握したり機械の故障を修理したりして、とてもやりがいを感じていました。選別の仕事は、自分が選別した服がどう利活用されていくかの第一歩です。お客様に渡る商品でもあるので、より丁寧に、そしてより早く仕分けていくことを大切にしています。

国際色豊かな職場環境や

環境にやさしい事業展開も誇り

年に数回、ミャンマーやベトナムなどから海外実習生がやってきます。実習生は社内試験を通過しなければ、日本に滞在し続けることができず、帰国しなければなりません。彼らの教育係となったときは、合格させてあげなければというプレッシャーもあり、一番苦労しました。筆記と実技のテストがあり、実技テストでは自分自身ができないと教えることができないため、自分の勉強にもなり貴重な経験となりました。西海岸の店舗しか知らなかった私は、単なる“古着屋さん”というイメージを持って入社したのですが、リウェア・リユース・リサイクルといった多彩な事業展開で、環境にやさしいことにいろいろ取り組んでいる会社なんだと知り、とても誇らしく思っています。実は、現在妊娠中なんです。あと2カ月ほどで産休に入ります。産前・産後の休暇に加えて、育児休暇も子どもが1歳になるまで取れる制度になっているので安心して育児に専念できます。復帰後は総合職としてまた違う部署でチャレンジしたいと思っていますが、中でもUSの海外輸入部門をやってみたいです!

とある1日のスケジュール

08:00

朝礼・業務開始

10:00

10分休憩〜選別

12:00

お昼休み

13:00

選別

15:00

10分休憩 ~ 選別

17:00

退勤

就活生へのメッセージ

やりたいことが決まっている方や何も無くて悩んでいる方、さまざまだと思いますが、動機はシンプルでいいと思います。私のように目指していたものが不可抗力でダメになることもありますが、まだまだ何にでも挑戦できると思うので、まずはシンプルに初めて、そこから大きな何かを見つけていくのもありかなと思います。古着がお好きなら、服の知識以外にもタグのことなど勉強しておくのもおすすめです。

Interview

日本ファイバーで働く社員についてご紹介します。